手洗いうがい以外に大切なこと

テレビでは毎日新型コロナウイルスニュースばかりが流れています。みなさまも、不安や心配が増えていることが予想されます。ただテレビでどんなに恐ろしそうに話されていても、自分の身の回りにまだコロナウィルスで重症になった人は実際にはいないということはありませんか?

テレビの情報で不安におびえるばかりではなく冷静に、自分の目の前にある現実を今一度確認してください。もちろん十分な注意が必要です。きちんと手洗い、うがい、不用意に顔触らないなど基本的なこと。十分な睡眠をとること。

「味噌、日本茶、海藻類」がコロナウィルスの感染予防のためには役に立つという研究結果があるそうです。今こそ、しっかりと発酵食品を含む日本食を見直し健康を守りましょう。

コロナに対する心理的なストレスで、心筋梗塞や脳梗塞が増えているそうです。これらの予防には二つのことに気を付けてください。一つは身体的な側面、運動不足です。人に会わないように、不要に外に出かけないようになると、テレビ時間が増え座りっぱなしの時間が増えます。全身の血液の循環が悪くなると、血管が詰まる病気のリスクは上がります。

運動は血行を促し筋肉を丈夫にするだけでなく気分転換にもなります。加えてニュースの情報に気分が沈みがちで、気力が落ちる方も多くいます。これも運動不足につながります。

動かない→お腹が空かない→食べない飲まない→栄養不足で体力低下動かない。または動かず食べてばかりいる→肥満。どちらにしてもよろしくありません。体操をして、体を優しくさすって下さい。ぶらぶら振るのも良いです。自粛生活の中、毎日体操をぜひスケジュールに入れてください。

二つ目は適切な水分摂取です。循環を良好に保つため、健康な方は、1日に1000mlから1500mlの温かいお茶や白湯、コーヒー、スープ、味噌汁などを飲んでください(病気があって水分制限のある方は医師の指示に従ってください)。夜間に水分が体から出て行きますから、寝る前にはお水をコップ一杯飲んでいただくのが良いです。

お天気の良い温かい日にはお散歩してください。日光浴もビタミンDを活性化し、コロナ感染予防に有効とされています。お風呂にも浸かってしっかり温まって循環を良くしてください。ストレスにも良いですからね。

胸を開いてゆっくりと深呼吸をしましょう。マスクも一人の時、密でないときは息苦しいのに無理にする必要はありません。何度も使用したマスクはかえって不潔ですのでマスクは清潔に保つよう気を付けてください。そしてマスクを外せる場所で、深い呼吸で心と体をリフレッシュしてください。

私たちが、ささやかながらでも、自分の健康に気を付ければ、全体としての医療を守ることにつながります。

今年も例年と何ら変わらず、庭でバラが咲きました。

庭のバラ

 

津久見青江ダムの桜

桜の花も綺麗でしたね。人と話すときは、感染者の数ばかりでなく、芽吹く若葉の美しさ、花の美しさや小鳥のさえずりを語りましょう。1人の時間が増えた方は、自分の好きなことをじっくりと取り組んでみるのも良いかもしれません。家族の世話に追われる忙しい方は1人で頑張りすぎず、家族で協力する良い機会を作れたらよいですね。

和食、体操、散歩、日光浴、適切な水分摂取、入浴、深呼吸、自然を楽しむ心の余裕、思いやりのある態度など、お金や新しい道具が必要なく、すぐに生活の中でできる対策をいくつか挙げてみました。当たり前のことがとても大切です。

笑顔ノ実は感染対策しながら営業しています。お手当の必要な際はぜひご来店ください。皆様が健やかに過ごされますように。

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